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2023-11-29

自己紹介

吉田モリトと申します。 イネさんと梶井さんより、内容は任せるので投稿してくださいと、お願いされましたので僭越ながら書かせていただきます。 趣味のイカ釣りについては次回にして、まずは佐渡島芸術祭をなぜやろうと思ったかについて投稿させていただきます。 そもそも、高校時代から芸術祭とまでは考えていませんでしたが、ぼんやりと何か島全体が盛り上がることができたらと思っていました。 高校卒業後、島を離れて東京やアメリカ、沖縄などに住みながら、子どもや大人がアートを楽しんでいる様子や、アートツーリズムにもなっていることを目の当たりにしました。 年に少なくても1度、お盆や正月は避けて帰省していたのですが、高齢化が進み、どんどん衰退していて孤立している島の状況を実感していました。  好きな佐渡を少しでも元気にできることはないかと、ずっと思っていて、島内ではトライアスロンなどのスポーツイベントや、アースレブレーションなどのイベントで賑わっていることは知っていましたが、畑が違うので全く興味がなく(笑)、全国の高校生が一時集まって開催する版画甲子園を立ち上げる話もその頃聞いたと思います。 否定するわけではありませんが、島民は、市展や巡回して体育館で行われる県展などしか目に触れる機会がなく、彫金、竹細工や焼物などの伝統工芸、いまだに土田麦僊素描が博物館の常設に展示されていたりします。 新しい、けれど伝統芸能やお寺・神社(今は朽ちてきているところも多くある)などで恒久的で島民も島外の人も驚いたり、楽しめたりできることはないかと思っていました。  そんな中、アメリカ同時多発テロ事件のあった2001年に沖縄芸大のシンポジウム終了後のジェームス・タレルさん(光と空間を題材とした作品を制作している現代美術家。普段意識しない光の存在を改めて認識させようとするインスタレーションを多数制作している。)とお話する機会があって、自身の作品のローデン・クレーターの話を詳しく聞いたり、 丁度、第1回の大地の芸術祭で光の館を作成した翌年だったので、泊まりに行った友達の感想を伝えたりしていたら新潟や日本の田舎の話になり、佐渡出身と話すといつか君も誰にも理解されなくても地元で何かやった方がいいと言われたことや、翌年のオーストリアから留学してきていたSIGIとのガマ(沖縄県の沖縄本島南部に多く見られる自然洞窟のこと。沖縄本島には約2000の石灰岩で形成された鍾乳洞があり、それらは沖縄方言で「ガマ」と呼ばれる。太平洋戦争の末期に起こった沖縄戦では、住民や日本兵の避難場所として、また野戦病院として利用された。現在ひめゆりの塔が建っている沖縄陸軍病院第三外科壕跡も、そうしたガマのうちの一つである。※ウィキペデアより)で行ったインスタレーションで、沖縄の新聞社やテレビなどメディアや椹木野衣さんにも取材にお越しいただいて、美術手帖等の雑誌に取り上げていただいたのをきっかけに、色々話しているうちに、自分が好きなことで佐渡で出来ることは芸術祭開催だという思いが大きくなってきていました。 ただ、その頃は佐渡には年に何度か、帰省する程度だったので、無名である僕1人では個展やグループ展をするのが精一杯で、誰か一緒にやってくれる人がいない(その頃、地元にはいなかった)と無理だというジレンマもありました。 数年後に、介護で佐渡と東京の往復生活が始まり、仕事と介護の両立で余裕がなく深い所で芸術祭の思いはありましたが、浮上してくることはありませんでした。 (実はこの頃、仕事関連に託つけて、梶井さんに取材のお願いをする電話をしていたことがあります。結局はお会いできなかったのですが。) それから自身の状況が益々悪くなり、生活していくのがやっととなり、それどころではなくなっていました。 それでも音楽のライブやDJイベントなどは島内外で何回かやりましたが、島内ではプロモーションもできなかったこともあり、島内からの集客はほとんど見込めず、田舎にありがちな、わかりやすいロックのコピーバンドのイベントやヒップホップ、レゲエなどのジャンルしか興味がない状況も理解し、意気消沈していました。第一回、水と土の芸術祭が開催されることになり、久しぶりに椹木さんに再会し、埋もれていた思いが再び浮上してくることになります。水と土の芸術祭のプロデューサー小川さん、椹木さんを通じて紹介していただいた、岡本太郎の研究者の貝瀬さん、写真の町・新発田の発起人であり、美術家の吉原悠博氏とお話していて更に大きくなってきました。 昨年、ようやく佐渡に戻ってくることになり、川上高広さんと佐渡ご当地グルメ普及促進協議会のブリカツ丼のキャラクターブリカツくん繋がりで仲良くさせてもらうようになり、それとなく話をしていましたが漠然としすぎていたのか相手にされませんでした(笑)。 昨年、念願の梶井さんにお会いすることができて、これまた漠然とですが協力を依頼したところ快諾していただいてようやく動き出した感じです。 川上さんにも、本気なんだと思ってもらえたのか、実は能や鬼太鼓など佐渡の伝統芸能も絡めた芸術祭をやりたかったんだよ!と告白されて、 昨年の水と土で小川さんと椹木さんに再会し、ずっと抱えていた思いをお酒が入った勢いで開催宣言してしまいました。 撮影の仕事で島内各所を周ることができましたが、恥ずかしながら最近まで知らない場所や祭りなどが沢山ありました。 今でもまだまだ知らないことだらけです。佐渡は本当に深くもっと巡らなくてはと思っています。 僕自身、都会の生活とど田舎である佐渡島での生活のコントラストが、ものづくりの中で一番影響を受けている気がしています。 佐渡島芸術祭全体や作品を通じて自然・文明と関わってきた歴史や、 平和の大切さについて考えたり、佐渡の魅力を島内外の人に感じて欲しいと思っています。 高松出身の宇川直宏氏がジェネラルディレクター・キュレーターになった高松メディアアート祭も昨年開催されました。 もはや首都圏や世界の大都会で開催される展覧会よりも、イネさんがaboutにも書かれているように、 「佐渡島というひとつの島、環境、歴史を知ることで、自分へ還ってくるものを見ることができ…」 とあるように、佐渡島のような田舎で開催する方が、人と人をつなげる媒介となり、さらには地域と都市が交流が深まり、イームズの「パワーズ・オブ・テン」のような超俯瞰的な感覚を呼び覚まし、いろいろな発見があると思います。 美しい自然と島民が住んでいる佐渡島に少しでも活力を取り戻せればと思っています。
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